鋼タイプ学科・ギギギアル学科専攻研究所

鋼タイプ学科・ギギギアル学専攻研究所

ギギギアルを考察するだけのぺーじ。ざんくらのざんくらによるざんくらのための壮大なメモ帳。 // @zahnradpoke。8世代最高最終2117/s1

【雑記】バトルオブシンオウ考察

メモ程度です

随時更新します

 

・対面系

ガブリアス

最強枠。襷かスカーフ。フェアリー少ないし鉢巻もいるかもしれん。

対策はガブに打点のあるor流せる物理受け。具体的にはポリ2ブラッキーカバルドンギャラドスミロカロスペリッパー、浮遊ドータクンあたりもいけそう。

ゴウカザルのめざ氷は余裕で耐える。

マンムーマニューラに弱い。

 

ゴウカザル

S108。範囲がやばい。ねこダスト結びかんちとんぼエッジアクロ地震インファフレドラめざ氷。

挑発鬼火ステロアンコがむしゃら。ガブリアスより早く、火力もそこそこ。剣の舞あり。

 

マンムー

強い。ガブに強い。

 

ゲンガー

ガブより早い。道連れ。

 

ペリッパー

雨展開もそうだけど火力。ガブとゴウカザルに強い。雨エースならフローゼルゴルダック

 

マニューラ

ガブに強い。はやい。

 

ポリゴンZ

十中八九スカーフ。DL。強い。崩しに悪だくみもある

 

ムクホーク

鉢巻捨て身ブレバ

 

サイクル系

ポリゴン2

輝石。かたい。つよい。

対策は格闘タイプか毒かはたき。

 

カビゴン

リサイクル。かたい。つよい。

対策は格闘タイプか毒か挑発。ステロ吹き飛ばしもいるかもしれない。

 

グライオン

強い。ガブのついでに殺されそう。使うなら毒みが?

 

ハピラキ

はっぴーらっきーだっちー。あんまり強力な特殊いないし腐るかも。キッスとペリッパーくらい。

 

ロトム系統

強そう。

 

ジバコイル

何かと便利。ガブが邪魔。

 

ブラッキー

固い。イカサマ。場合によっては鈴。

 

 

 

 

・積み系

 

ギャラドス

龍舞。滝地震キバ。挑発もある。

 

マリルリ

ぽんぽこ。

 

ゴウカザル

剣舞瞑想

 

ガブリアス

剣舞

 

クロバット

悪だくみ。悪だくみめざ氷でガブ確定一発。

ワンチャンありそう。

 

ハッサム

剣舞。バレパン。逆鱗ガブを起点にできそう。

 

 

・ギミック系

電気玉ガブ+オニゴーリ

強い。とにかく強い。偽装でガブが普通に殴ってくるまである。トレースポリ2がどちらにも強く出られる。先発カバで吠え散らかすのが安定しそう。

 

トリルポリ2+ドサイドン

強い。トリルなくても強い。当然冷凍パンチでガブが死ぬ。ロクブラでゴーリが死ぬ。

 

カバ展開

強い。龍舞ギャラドス、太鼓マリルリ、剣舞ガブその他。積み系参照。

 

フワライドバトン

ちいさくなる。

 

ペリッパー

 

 

【雑記】キノガッサ対策のあれこれ

・はじめに

 キノガッサ。とりあえず適当にパーティ組んでると「やめて!無理!」ってなりがちなポケモン。そんなキノガッサに対する対策を、簡単にまとめておきます。備忘録的なアレ。

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 パーティ単位で無理のない対策を選びましょう。 以下各論。

 

・上から連続攻撃

 上から襷を貫通して破壊する。対面において、相手の行動に依存せず確実に勝つことが出来るが、基本的にキノガッサに対して後投げができないため、サイクル系の構築に組み込むことは難しい。マッパで縛られないよう注意。

 

 EX)メガガルーラ、ミサイルばりメガスピアー、つららマンムー、鉢巻ギギギアル

 

・胞子無効特性

 キノコの胞子に対して後出しをすることができ、場合によっては一ターンの完全なアドバンテージを得ることが出来るキノガッサというポケモンに対しては強く出るとこができる反面、ピンポイントメタになりがちなため、ポケモン自体の性能が損なわれやすい点には注意

 

 EX)メガヤミラミ、エーフィ、防塵ジャラランガ、防塵バルジーナ、不眠デリバード、草食マリルリ、ポイヒグライオン

 

・身代わり

 対面においてキノコの胞子に合わせて打つことが出来れば、非常に大きなアドバンテージを得ることが出来る。しかし、相手の行動に依存しがちで、確実に安定するという訳ではない。岩石封じから入られる場合、またタネマシンガンでアドバンテージを帳消しにされる場合があるため、過信は禁物。キノガッサの攻撃を耐える身代わり」を置くことで、プレイングに依存せず確実にアドバンテージを稼ぐことが出来る。

 

 EX)身代わりジャラランガ、腕白メガボーマンダ

 

・草タイプ

 胞子無効タイプにより、確実にキノガッサに対して強く出る。草タイプ自体の種族値が低めであること、また草というタイプ自体が決して優秀ではないという懸念点はあるが、キノガッサに対しては最も安定する処理方法といえる。ポケモンによっては剣舞キノガッサに押し切られる点に注意

 

 EX)ゴツメジャローダ、メガフシギバナモロバレルカプ・ブルル

 

・猫だまし

 安定して襷を削ることで、キノガッサを処理する方法。猫だましをするポケモンは数が少なく、読まれやすいため、相手の引きを読むプレイングが必要になることもある。汎用性が高いため、上記身代わりや連続攻撃技と違い腐りにくい利点がある。

 

 EX)メガミミロップメガチャーレムデリバード

 

・寝言

 眠り前提で行動する。眠りターン次第で運に左右される場合があるが、その採用率の低さから、相手の想定を大きく崩した試合展開に持ち運べる技スペースを一つ奪うため、そのポケモン単体としての性能はがた落ちする。しかし、ほとんどのポケモンが覚える仕様から、パーティに無理なく採用できる点は評価できる。

 

 EX)こだわりアタッカー、ねむねご耐久ポケモン

 

・眠り回復、無効アイテム

 防塵ゴーグル、ラムのみ。相手から想定されることはほとんどなく、不意を突くことは出来るが、限定的な状況でしか効果を発動せず、持たせたポケモンの性能が落ちがちである。どのようなポケモンでも、持ち物さえ持たせれば対策として成立し得る点は◎。持たせるのであれば「キノガッサ側から有効打がなく、胞子を打ちたくなるようなポケモン」に持たせるとよいかもしれない。

 

 EX)防塵ゴーグルギルガルド、ラムカイリュー、ラムパルシェン

 

・フィールド

 カプ・コケコ、カプ・レヒレの特性を利用し、キノコの胞子を無効化する方法。双方ともに汎用性が高く、パーティに組み込みやすい。ただし、レヒレキノガッサに強いわけではないため、レヒレ+ガルドのような並びで対応したいところ。

 余談だが、キノガッサメタとして筆者は「エレキフィールドZデンジュモク」なるポケモンを使用したことがあるが、対面から岩石マッパで殺された。技としてのフィールド採用は難しいかもしれない。

 

 EX)カプ・コケコ、カプ・レヒレ

 

・岩石封じ、凍える風

 相手が岩石封じから入ってくる展開に対して有効な襷破壊手段。相手のプレイングに依存しがちではあるが、こちら側が身代わりを警戒させられるポケモンであれば成功率は高い。

 

Ex)凍える風ゲンガー、岩石封じボーマンダ

 

・一匹捨てる。

 最終手段。襷を削るために一匹生贄に捧げる。僕もたまにやる。やめましょう。

 

 

以上です。思いつき次第追加します。(/・ω・)/

 

 

 

2018/05/20 具体例 追加

 

 

【雑記】マイナーポケモンを活躍させるパーティの組み方

「よし!マイナーポケモンを育成するぞ!」

 こういう時、あなたはどう考えますか?

 

 僕は、マイナーポケモンとレートで遊ぶのが好きです。毎度パーティの左上にはいつも、と言わんばかりにギギギアルが顔をのぞかせていますし、定期的にラプラスカイロスユレイドルクワガノンなんてポケモンがパーティにいたりします。ダダリンメテノホルードテッカニンデリバードネンドールミカルゲ...。思い返してみると、結構な数のマイナーポケモンと戦ってきた記憶があります。

 そんな自分の大好きな、自慢のポケモンたちが活躍したときの嬉しさは、時に自分の最高レート更新より嬉しかったりするもので。

  ということで、今回は。そういう、いわゆるパワーのない、数値の足りないポケモンを活躍させたい、と考える時に僕が意識していることを、記事にしておこうと思います。参考になれば幸いです。

 

前提

 そもそもマイナーを採用するとき、その目的は二つに大きく分かれます。

 「このポケモンが好きだから採用する。活躍させてあげたい」、または「現環境において流行っている並びがある。この限定的な状況に対処できるポケモンが欲しい」。

 ここでは、前者についてのみ触れます。つまり、 「マイナー1匹を軸に添えて、レート環境で勝てるパーティを組むこと」を前提として話します。「マイナーだけで構築を組みたい」だとか、「○○統一でこのポケモンを使ってみたい」というトレーナーさんの参考にはならないかもしれませんのでご了承をば。

 

「このポケモンが好きだ!」

 さて、パーティを組みましょう。ここからは「使いたいマイナーポケモン」のことを「相棒ポケモン」と書くことにします。わかりやすいので。

 

1. 相棒ポケモンの型を考える / 環境メタ

 まずは当然ですが、相棒ポケモンの型から考え始めます。このとき、とにかく役割対象を絞りましょう。明確な仮想敵を用意して、そのポケモンや並びに対しては、非常に強く出られるような型を考えます。勿論汎用性も必要ですが。

 特に相棒ポケモンに根本的なスペックが足りない場合、環境に出来る限り多いポケモンを役割対象に添えて、その役割対象に確実に勝てる型を考えることが出来ればベストです。

 

 例えば、「アーゴヨンギャラドスの並びを一匹で粉砕するAD電気Zギギギアル」「対面のキノガッサを無償破壊する鉢巻ASギギギアル」などがそうですね。

 出来る限り想定役割対象は「今環境で流行っている」かつ「単ポケモンではなく並び」である方が好ましいです。並びに対してのメタは、選出誘導が狙いやすい上、誘導が成功したときのリターンが非常に大きいからですね。また、単ポケモンについても「キノガッサ」「カバルドン」「ゲッコウガ」等、先発に出てきやすく、相手視点から刺さりが明確にわかるポケモンをメタ対象に選択するのもよいでしょう。

 

 どうでしょうか。思いつくでしょうか。おそらくどのようなポケモンでも、役割対象を絞れば活躍させる道は見えてきます

 もちろん、相棒ポケモンの根本的スペックが足りていると感じる場合は、そんなこと気にしなくていいです。最も汎用性が高く、強いと思う型を選びましょう。ギギギアルでいうところの「3ウェポンHA鋼Z」ですね。

 

 これで、相棒ポケモンの型が確定しました。

 

2. 取り巻きを考える / パーティの方向性

  次に考えるのは、パーティメンバーです。

 ここで、まず大まかにパーティの方向性を決めておきましょう。「対面構築」なのか、「サイクル構築」なのか、「積み構築」なのか、「ギミック構築」なのか、ですね。相棒ポケモンの型に合わせます。

 ここでパーティの方向性を合わせておくことで、試合展開に無理がなくなります。特に意識したいのがそれぞれのポケモンの「サイクル数」を合わせることですね。

 恒久サイクルパにアタッカーギギギアルを採用すると「テテフに有利対面作られたらギアル削れて負けるから交換読み交換決め続けるしかねぇ...」となったり、逆に積み構築にリサイクルギアルを採用すると「下手にサイクル回したせいでエースに積むだけのHPが残ってない...」なんてことになりかねません。

 

 パーティの方向性が決まったら、その方向性に沿ってパーティメンバーを考えます。

 

3. 取り巻きを考える / 選出誘導

 まず優先させるべきは、「相棒ポケモンの役割対象には滅法弱いが、スペックが非常に高いポケモンもしくは並び」です。パーティとしてはこちらが最も大きな勝ち筋になるようにします

 例えば、積み構築におけるギギギアルについて、「妖精に弱いがスペックがあり、かつ積みポケであるメガボーマンダ」「明確に妖精を呼び、単体のパワーが非常に高いジャラランガ」「圧倒的な抜き性能を誇るが、ミミッキュで簡単に止まるフェローチェ」、みたいな感じですね。

 ギミック系の構築においては、相棒がグライオンランドロスといったポケモンに強く出られるならバンドリの並びをメインに添えてもいいでしょうし、相手の水タイプに強い、といった要素が強い場合は雨展開の並びを採用できます。

 サイクル構築においては「役割対象をメタグロスルカリオに絞ったゴツメクワガノン」を相棒ポケモンとし、「マンダウツロ」といった、強力だが上記鋼氷の範囲を持ったポケモンには弱い並びを採用する、といった感じ。

 対面構築では、「相棒の役割対象には微不利を取るが」、対面性能が高いポケモンを並べることを意識するとよいかもしれません。これは畑違いなので何ともですが。

 とにかく、構築単位では非常にスペックが高く、しかし明確に無理なポケモンがいる...。そのポケモンを相棒ポケモンで一方的に狩る、といった動きを目指します。そして、パーティ全体として「メイン選出ができない/歪むとき、相棒ポケモンの役割対象を確実に誘い、活躍させて勝つ」ことを意識します

 

 さらに、パーティ全体として、相棒の役割対象を「誘えるように」、また、「一見刺さっているように」見せられるようにします。ですから、極力、補完に採用するポケモンも「誘い」が意識できるとよいです。相棒ポケモンの役割対象に明確に強いポケモンの採用は見送りたいところ。勿論、構築として採用するほうが強い場合はするべきですが。

 例えば、ギギギアルを採用した上で横にモロバレルドリュウズを置く、というのではミミッキュが出てきてくれません。ギギギアルが刺さるパーティにマッチングしても、刺さらない選出をされては活躍できませんからね。

 また、同時にこれがマイナーポケモンの強みでもあります。相手は「選出画面でよくわからないポケモンを除く他5体に強く、刺さっているポケモン」がいれば大抵選出します。こちらはマイナーで、相手視点では有利不利が明確になっていないためなおさらです。相棒ポケモンで食い物にしてやりましょう。

 

 これにて、パーティが完成となります。

 

4. 試行錯誤 / PDCAサイクル

 パーティが完成しました。さぁ、レートに潜りましょう。

 PDCAサイクル、という言葉よく耳にしますね。Plan、do、check、action。ここまでで、きっちり思考して、プランは立てました。ここから、レートに潜って思惑通り勝てたらそれでよし / do。勝てなかったらなぜ勝てないのか。考え、改善する / check。また再度潜る / action。この繰り返しです。

 

 「メインに添えた並びが、そもそも今の環境では戦えない?」「相棒ポケモンのメタ対象を間違えた?」「選出誘導に失敗している、何故?」「明確に無理なポケモンが新たに見つかった、対策は?」。

 改善点はどんどんと見えてくると思います。あとは経験と知識です。積み重ねていきましょう

 

5. 禁則事項 / 結果を残した並びの置き換え

 マイナーポケモンで勝つ、ということにこだわるとき、絶対にしてはいけないことがあります。それは、結果を残した構築記事などから、「似た性質を持つメジャーポケモンが採用されている並びをそのままもってくる」ことです。

 これは確実に、劣化にしかなりません。

 

 僕も一時期、この考え方で構築を考えていたことがあります。 例えば、鋼タイプが採用されるのだから...と「ヤミアスドランのドランの枠をギギギアルにしたらどうだろう」とか、「カバマンダガルドのサイクルが強いから鋼枠のガルドをギギギアルにしよう」といった感じです。

 しかし、当然強い並びには強い理由があります。採用される理由があります。ヤミアスドランの鋼は炎に強い必要がありますし、カバマンダガルドの鋼は強力なサイクル性能を求められます。その重要な役割を担う枠を別ポケモンに置き換えたような構築が、強くなる可能性は非常に低いです。レート環境はそんなに甘くない。

 

  様々な記事を参考にすることは大いに結構なことです。しかし、相棒ポケモンの役割を見失ってはいけません

 

最後に

 ということで長々とお話してきました。

 短くまとめると、「相棒は役割対象を絞って」「基本選出には強力な並びを用意して」「その補完として相棒を採用する」といいんじゃないでしょうか、というのが僕の考え方です。

 と言っても僕自身、目標レートになかなか届かず苦心しているところなのですが。このような思考の上で、僕はパーティを組むことが多いです。という話でした。

 

 また何か思いついたら追加するかもしれません。

 あなたの相棒ポケモンの活躍を祈って、以上とさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

【型考察】Re:再生可能ギギギアル【ミミキラー】

・第一章 ーー覚醒の時ーー

 アタッカーギギギアル界に震撼が走るー。その力は初め、我らにとって希望の光であった。全てを破壊する光。そう形容された能力、その力は、”Z”の文字を冠し呼称される。いかなる屈強な敵であろうと、いかに相性が悪くとも、その苦境を覆す可能性を秘めるZの力に、我々は賛美と感謝の念を抱きつづけた。

 しかし、その力は今、我々に牙を剥く。新たな世界ーー並行世界ともいえるそれーーUSMにおいて、"ヤツ" が新たな力に目覚めたのだ。

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 新たに目覚めたその技の名前は、通称「PBFT」。その圧倒的な力を前に、誰もがひれ伏した。かつては対面有利の立場にあった我々も、今やもう、ヤツに歯向かうことができない。皆が夢と希望を抱いた環境は、既に支配される。これが、のちに「苦疎環境」と呼ばれる時代の、始まりである。

 

 そうして、我々は手放す決意をする。”ヤツ”を倒すために、Zの力を。

 そうして、我々は取り戻す決意をする。過去に手放した、真実の力を。

 

・第二章 ーー調整と型紹介ーー

 

ギギギアル@バンジのみ / わんぱく / H252 B196 D4 S56

ギアソーサー / リサイクル / 鉄壁 / 毒毒

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調整

・HBライン

A2↑ミミッキュ霊Z確定耐え(84.4~99.4%)/ バンジ発動

A2↑ミミッキュミミZ確定耐え(56.8~67.0%)

ABランク上昇等倍時、シャドクロ乱数4発(21.5~25.7%) / 4/16でダメージ1/4以内(リサイクルバンジ発動)

 

・Sライン

無振りミミッキュ抜き 

 

・解説

  1/2回復きのみをリサイクルする事で、擬似的に高速回復を実現させた鉄壁毒殺要塞。ABだろうと霊ZだろうとミミZだろうと身代わりだろうと呪いだろうと、机上論ミミッキュには絶対に負けない。後出しから絶対に潰す。そんな恨みを込めた究極のミミッキュキラー。サイクル向けである。剣舞ドレパンは無理

 通常のアタッカーギアルで耐えられない剣舞ミミZ+影うちや剣舞霊Zを耐えられるよう耐久に厚く振り、後出しから切り返すことが出来る。

 

 立ち回りとして、後投げのタイミングで剣の舞をされた場合必ず鉄壁から入る。でなければその後シャドクロに対してバンジの回復量が追い付かない。常にランク上昇は同じか、こちらが上になるよう意識しつつ、頃合いを見て毒を入れるか、ギアソーサーで削りに行く。その後のサイクルを考えても、相手ミミッキュが引く前に皮は剥いでおきたい

 

 呪いやトリックルーム系統を意識してSに56振っているが、場合によってはHB特化でよい。ミミッキュを起点に鉄壁を積みきることが出来れば、積み技の無い物理アタッカーにはまず突破されない。メガバシャの膝辺りの火力になってくると、流石にダメージ量とバンジの回復タイミング次第でしにますけれど。

  

  テテフのサイキネくらいなら大抵2耐えする(乱数2発3.9%)ので、スカーフとかなら後投げも出来たりします。これ以上物理耐久を削れないので厳しいですが。

 

 

 

 そんな感じです。使ってみた感想としては、シャドクロ急所で死ぬからまぁ実用性はないかな、と。

 

はい。お疲れ様です。(/・ω・)/

 

参考記事

sirakusa10.blogspot.jp

 

 

【型考察】格闘Zギギギアル【バンドリメタ】

・はじめに 

 あなたは普段、どのような構築を使っていますか?広くは対面構築、積み構築、サイクル構築、ギミック構築などなど...。狭くはカバリザ、アゴギャラ、カバマンダウツロカグヤ、ガッサリザミミッキュ、ポリクチミミッキュからから...。ここに挙げられたものはほんの一例に過ぎず、このシングル環境には数えきれないほどの並びが存在しますね。

 僕はこのシングルにひしめく強力な並びの中で、一つだけ絶対に許せない構築があります。いわゆる、”究極の運ゲー構築”。...ジャロゴーリ、ではなく。バンギラスドリュウズ、いわゆるバンドリ!です。

 

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 砂によって圧倒的速度を得たドリュウズは、正に水を得た魚。上からアイへ!いわなだれ!場合によってはつのドリル!

 正統派構築の皮を被ったこの並びは、その実、運勝ちを最大限に引き出す構築(誉め言葉)であり、マンダやグライで止めようとしたら怯んで終わり....なんでことも少なくありません。ではその運ゲを回避するためにはどうするか。簡単です。こちらはさらに上から、超高速度から殴ればいい。

 

 と、いうわけで。今回はこのバンドリを「誘って上から粉砕する」、格闘Zギギギアルについて考察します。

 

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 (アローラフォトクラブ難しくないですか...)

 

 

・調整

ギギギアル@格闘Z / いじっぱり H76 A252 S180

アチェンジ / ギアソーサー / いわくだき / 電磁浮遊

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・火力ライン

H4ドリュウズ / A1↑格闘Z 確定一発(126.8~149.4%)

B補正H60B132バンギラス / A1↑ソーサー 確定一発(104.9~124.5%)

B補正H204B108バンギラス / A1↑ソーサー 乱数37.5%(89.5~107.4%)

 

H252メガバンギラス / A1↑格闘Z 確定一発 (108.2~127.5%)

 

・耐久ライン

C252バンギラスの大文字確定耐え(80.0~95.1%)

意地A252バンギラス地震確定耐え(78.6~93.7%)

 

・Sライン

準速ドリュウズ(80族)抜き

アチェンジ後、当然砂下準速ドリュウズ抜き

 

※筆者が勘違いしておりました。ドリュウズのS種族値は「88」ですので、これではドリュウズを抜くことが出来ません。

  Sに「244」の努力値を割き、実数値「141」にしてください。

 

 

・動き

 初手に出てくるバンギラスギギギアルを合わせ、起点にしますバンギラスの攻撃はZ以外一発耐えるので、ギアチェンジが安定。仮にバンドリ偽装メガバンギラスに龍舞をされた場合でも、格闘Zで粉砕できます。メガバンギはA1↑ギアソーサーじゃ落とせないので注意。

 ギアチェンジを積んだ後、ギアソーサーでバンギラスを破壊。そして、砂ターンがもったいないと言わんばかりに出てくるドリュウズを上から格闘Zで確定一発。積んだ状態でラス1との対面まで持っていけます。

 

 しかしここで一つ問題が。計算していて、あれ?起点つくりの耐久厚いバンギラス乱数じゃん、ということに気が付きました。かりにバンギラスにギアソーサーを耐えられた場合、吠えられるor落とされるので想定通りいきません。この低数値ゆえのマイナーポケって感じです。対戦ありがとうございました。

 これは、砂撒きバンギの耐久がどこまで振られているのが一般的か、わからないので判断が難しいところです。バンドリ構築記事に雑に目を通してみたところ、やはりそれぞれ調整が違うみたいで。一応硬い場合でも乱数で落とせます、が。砂パ有識者のかたに教えを請いたいところ。

 

 また、ラス1枠の技構成について、場合によっては砂無しでのドリュウズ対面、バンドリ偽装のメガバンギに対して格闘Zを消費した後でのドリュウズ対面、といった場合に生きる電磁浮遊を採用したいです。裏の地震持ちボーマンダにある程度強くなる点も評価できます。まぁバンドリと並ぶマンダは特殊がメジャーですが...。

 通常のギギギアルの型と違い、ワイルドボルトがないので相手の水やカグヤで完全に止まります。電磁浮遊を切ってワイボを採用すればある程度の汎用性を確保することもできますね。

 ラス1技枠は、パーティと相談してください。

 

・その他、格闘Zを持つことのメリット

 ドリュウズをはじめとし、普段は打点が待ったく無く泣く泣く引かざるを得ない、以下の鋼どもに打点を持つことができます (なおダメージ)

 

H252ナットレイ / A1↑格闘Z 倒せない (68.5~81.7%)

H252ヒードラン / A1↑格闘Z 倒せない(75.7~89.8%)

H252ツンデツンデ / A1↑格闘Z 倒せそう(97.6~116.6%)

H252ジバコイル / A1↑格闘Z 倒せない(79.0~93.7%)

 

 

 という訳で今回はここまで。格闘Zに新たに、明確な役割対象を発見できたのは嬉しいですね。

 

 ではでは(/・ω・)/

 

 

 

【型考察】ADギギギアル【対ギャラアーゴヨン】

 ステロ+ギャラアーゴヨンが強すぎて勝てない...。

 

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 純正サイクル構築を使っている方は、この悩みを抱えていることが多いのではないでしょうか。

 僕も(純正サイクル使いではないですが)、USUM最初のシーズン、S7においてこの並びに悩まされてます。果てに考察を重ねた剣舞テッカニンで対策を試みるも、4倍ステルスロックを前に見事に惨敗。無念。

 ということで、この役割を相棒ギギギアルに負わせることにしました。今回のギギギアルは、「対面のギャラドスアーゴヨンをどちらも起点にすることができ」「積んだ後は両者を一撃で倒すことができる」というものです。

 では、調整から。

 

ギギギアル@デンキZ / いじっぱり / H68 A236 B4 D196 S4

ギアソーサー/ギアチェンジ/ワイルドボルト/電磁浮遊

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・耐久ライン

HDー臆病アーゴヨンの大文字、ステロ込み最高乱数切って耐え(79.1~94.4%)

HBー特化ギャラドス地震、ステロ込み最高乱数切って耐え(79.1~94.4%)

 

・火力ライン

無振りアーゴヨン確定一発 / A1↑ギアソーサー(102.7~121.6%)

H252メガギャラドス確定一発 / A1↑デンキZ(124.7~147.5%)

 

・Sライン

アチェンジで最速龍舞ギャラドス抜き

チェンジしても最速スカーフランドは抜けません。

 

 

 いろいろカツカツです。数値が足りません。

 もちろんギアソーサーは連続技なので、アーゴヨンでも問題なく処理できます。そしてもちろん、ギアソーサーを外すと死にます。相手も同じ命中率の大文字を打ってくるのでおあいこ、ということにしましょう。

 また、多少リスキーではありますが、鋼タイプですのでヘドロウェーブ読みで交代させることができれば、そのまま起点にできます。

 意地っ張りギャラドスを考えないのであれば、もう少しASに割けます。Sに割くことで、地面タイプステルスロッカーを対面から電磁浮遊で起点にできる幅が広がります。特に耐久ベースのランドロスの上を取れると勝ち筋が増えるので、そちらを意識するとよいかもしれません。

 当然、対面から起点にできるだけであって、先に展開されると勝てません。ただし、アーゴヨンには大文字を二発撃たせる運ゲーを仕掛けられますし、龍舞後ギャラドス地震がなければ死に出しから起点にして勝てます。

 注意点として、ADベースであるので当然、物理方面が脆くなっています。つまり、重要な役割対象であるミミッキュの影打ち圏内に入りやすい、ということです。丁寧に扱ってあげてください。

 

 

 今回は短いですね。以上です。(/・ω・)/

 

 

 

 

【ポケモン単体考察】デリバード

めりー・くりすます☆

   みなさんはどんな聖夜を過ごされましたか?仲の良い友人と飲み明かした人、クラスやサークルで集まってワイワイと楽しんだ人、大切な人と過ごした人...

  思い思いの素敵な日を過ごされたかと思います。

  そんな素敵な夜に僕は、運命の出会いをしました。ええ、それはもう、運命としか言えません。試しに友人にこの出会いについて話してみたところ、「ベートーヴェンの響きを感じるね」「それはもう、恋を超えた何かさ」「そういえば来期もまたするよね、last encore」と、異口同音に驚いていたほどです。ごめんなさい作り話です。

 

さて、その出会い、とはー。

 

デリバード

 

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 種族値驚異の45-55-45-65-45-75(330)

氷/飛行の複合タイプで、特性はやるき/はりきり/(夢)ふみん

 こんなポケモンを猛者の闊歩するシングルレート環境に投げても良いのか、と思わず泣き出したくなる数値の低さ。もはやネタにしかならない...

 と、僕も最初は考えていました。もちろん僕もネタで考察を始めました。ところがどっこい、なんとこのポケモン現環境、割と戦えます。保証します。

 

デリバードの強み

 「いやいや、ご冗談を...」「クリボッチ拗らせて遂に精神を病んだか」「こんな種族値で何ができるんだよ」

  わかります。あなたの気持ち。ですからこれから、データと数値によって、デリバードがいかに強いか」という証明を行いたいと思います。

 

  ここで、現時点(2017/12/20付)でのPGLランキングトップ30のポケモンを見てみましょう

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 雑編集で観にくいのはご容赦ください。ここから、「デリバードが対面勝てるポケモン」に赤いバツを、「相手の型に依るが、勝てる可能性があるポケモン」に黄色い三角を付けると、こうなります。

 

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バツが12

黄色三角が5

  このデリバードというポケモンは、環境トップのポケモン達半数以上に対して、対面有利と言えるのです。

  どうですか?多少なりとも、その強さは伝わったんじゃないんでしょうか。

 

型紹介

  というわけで種明かし。なぜこんなにも環境ポケモンに抗えるのか。なんとなくお気付きの方もいらっしゃると思いますが、今回僕がクリスマスに使用したデリバードの型を紹介します

 

デリバード@きあいのたすき/特性やるき

無邪気(D↓S↑)A4 C252 S252

ねこだまし/こごえるかぜ/フリーズドライ/カウンター 

 

  タネは「襷カウンター」です。明かしてみれば何のことはない。なんだそれなら他のポケモン誰でも出来るじゃないか。と思いがちですが、しかしこのポケモン「それだけではない」

 

キノガッサを後出しから無償突破する

  S75という素早さ、これはキノガッサより速いわけです。つまり対面であれば「ねこだましフリーズドライ」で楽々処理。勿論相手がマッハパンチを選択した場合は「無償」とはいきませんが。

  ここで注目して欲しいのは特性「やる気」、これは眠り状態にならないという効果を持ちます。不眠と同じですね。そう、このデリバード「キノコのほうしに投げてキノガッサを突破」出来るわけです。

 

カバルドンに強い

  引き続き、特性「やる気」。これは眠りを無効化する特性ですから、当然「あくび」も無効化します。氷/飛行タイプですので当然地震は当たらず、C252振ればHBカバルドンフリーズドライで高乱数2発(85.4%)。

  展開系カバルドンでも、おおよそ3発で倒すことができます。

  キノガッサの事項、また先発に投げられやすいランドロスに対するタイプ有利と合わせても「先発適性が高い」といえるでしょう

 

・ペリラグに対する鬼性能

  初手ペリデリ対面ができた時点で、相手が壊滅します。猫だまして襷を削り、ペリッパーより速いSからフリーズドライペリッパーは当然確定1発。メガラグラージフリーズドライで落とせないのですが、カウンターでの処理は勿論可能。襷やねこだましを生かし雨ターンを枯らすことができるため、ペリラグに対しては滅法強いです

 

・起点になりにくい

  「一致凍える風」「フリーズドライの範囲」が非常に強い。襷カウンターポケモン種族値が低いため、後続の龍の舞や悪巧みの起点になりがちです。しかしこのポケモンは違います。凍える風によるS下降、及びフリーズドライの範囲により起点回避が可能です。

  また逆に、凍えるかぜでSを落とすことで、こちらの裏のポケモンの起点を作ってあげる動きも可能です。

 

 ・ニトロチャージをカウンター

  氷タイプです。ニトチャが抜群です。紙耐久です。B種族値45です。

  ニトチャをカウンターすると、相手は死にます。対面リザードンはXだろうがYだろうがカウンターが安定になりやすいです。

 シルヴァティのニトチャをカウンターして相手が吹き飛ぶ様を見た時は笑いましたね。つよい。

 

 

最後に

  どうでしたか?デリバードの強み、伝わったでしょうか?

  私のデリバード×ギギギアル構築の最高レートは1711でした。デリバード選出率はおよそ3〜4割といったところ。悪くない数値です。

 

  このほか、カバルドン対策特化の霰吹雪高速スピン、1-1交換に特化したこごかぜ道連れ、高火力を押し付けるはりきり氷Zなんてのも面白いかもしれません

  クリスマスくらいしか出番のない、なんて言われがちですが。ポテンシャルも十分に秘めています。もし、よろしければ、使ってあげてくださいね。 

 

急ぎで筆をとったので、後日加筆修正するかもしれません。

以上です。

 (2017/12/26 ざんくら)