鋼タイプ学科・ギギギアル学科専攻研究所

鋼タイプ学科・ギギギアル学専攻研究所

ギギギアルを考察するだけのぺーじ。ざんくらのざんくらによるざんくらのための壮大なメモ帳。 // @zahnradpoke。8世代最高最終2117/s1

【並び考察】ギギアルランドゲンガー【重力催眠ジメンZ】

・はじめに

 メモ記事です。重力を利用したギギアルを試すべく、地面Zランド、催眠ゲンガーとの並びについての所感。2枚の重力と2枚の重力下アタッカーで重力を最大限活かして立ち回る。試運転環境S13序盤。

 

・使用個体

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△使用pt。明部が今回の議題。

 

ギギアル@しんかのきせき

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167(252)-100-158(228)↑-80↓-109(28)-70

ギアソーサー / ボルトチェンジ / 電磁波 / 重力

ー調整意図

 カバルドンの上から重力を押すためS下降補正なし。他HB寄せテンプレ。Cは実数値1だけ個体値妥協してます。理想値は81。ミミッキュへの受け出しと物理アタッカーへのクッションを想定していたためHBベースとしました。

 技構成として、ミミッミュに打つギアソーサー、身代わり祟り目ゲンガーと相性のいい電磁波。残りはコンセプト。毒毒が欲しかった。詳しくは後述。

ー並び上の役割

 催眠ゲンガーの障害となりそうなミミッキュとスカーフテテフに対する受け出し&重力要因。また、初手ランドがゲッコウガに出し負けた場合のクッション。

 初手ランドが不利対面を被った場合に後出し、電磁波/重力からボルチェンで催眠身代わりゲンガーに繋ぎ、捲る。

 めざ氷がなく、身代わりマンダの起点になるため、注意。

 大抵の攻撃を最低一発は耐えられるため、タイプ相性を無視して無理やり重力を張ることも可能。最悪の選択肢として。

ー使用感

 悪くはない。ゲッコウガに受けだす回数が想像以上に多かったこと、ミミッキュはランドでも処理が十分に効くことからもっとDに寄せてもよかったかもしれない。グロスやギャラに後出し電磁波の動きも取ったため、B方向厚めである必要はある。

 重力後ボルトチェンジのタイミングで相手の地面に捕まると地獄。こちらのランドにも地面技が当たるため壊滅する。

 地面対面ですることが全くないため、電磁波を毒毒にしたかった。が、相手のゲンガーの処理やグロスの処理ルート、ギャラのケアのために電磁波は抜けなかった。ギアソーサー切って毒を入れるのはアリかもしれない。

 

ランドロス@ジメンZ

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165(4)-145(252)-90-X↓-80-157(252)↑

地震 / 岩石 / 剣の舞 / 重力

ー調整意図

 陽気個体しか持っていなかった。陽気AS振りの利点は、剣の舞ジメンZで初手ステロを撒きに来たカバを粉砕できること(HB特化カバが乱数93.7%一発)、その後の制圧力(リザやテテフの上を取れたらそのまま3縦できる)が高いこと、ギギアルのボルチェン等で皮のはがれた意地ミミッキュを上からジメンZで粉砕できること。

 「上を取ってさえいれば」、上からジメンZや重力を展開できるため、滅茶苦茶に強い。が、やはりSの関係性から上記ムーブを含め不安定であり(特にリザ対面)、Had意地耐久振りでビルドとかをしたほうが強いと思います。しかし個体がない。

ー並び上役割

 重力始動要員かつ、重力下エースアタッカー。特に説明必要なし。

ー使用感

 剣の舞ジメンZでカバルドンを粉砕できるのが偉い。あとは単純にテッカグヤや遅いボルトロスサンダー、ロトムランドロスを受けに来るptを簡単に崩壊させられる。撃ち落とすランドロスと同じですね。

 純粋にこの子が強かったのでレートを維持できていました。裏選出がウルガギャラギギギアルの積み並びだったこともあり(上画像参照)、相手がこのランドを襷ステロと思い込んでくれます。初手のステロカバを起点に剣の舞Zでイージーウィン、という試合が本当に多かったです。

 

 記事を書いていて思ったが、もしかしたらAS化身ランドロスのほうがいいかもしれない。S101により確実にリザやスカーフでないテテフ、重力展開後にサンダーの上を確実に取ることが出来る。威嚇がないこと、火力が落ちること、およびレボルトと同速であることを考えると微妙だが。

 

ゲンガー@ゲンガナイト

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135-X↓-101(4)-222(252)-115-200(252)↑

祟り目 / ヘド爆 / 催眠術 / 身代わり(凍える風)

ー調整意図

 CS振り切り。あまりはミミッキュの影やグロスのバレパンを意識してB。と思ったけど計算したら大してダメージ変わらなかった。ので好みで。

 技構成について、身代わりは催眠後に張る用というより、ギギアルの電磁波からの展開が採用理由。ギギアルから重力ボルチェンで3ターン重力ターンが残り、かつ相手が祟り目を耐える場合のみ催眠→身代わりで一度の最速起きをケアする。マンダの処理ルートを増やすため凍える風を採用したいが、スペースがない。

ー並び上の役割

 重力下エースアタッカー。特に説明必要なし。

ー使用感

 重力下最強ポケモン、だったはず。「重力下なら運に関係なく最強ポケモンだろう」と思っていたが、「最速起きされたら負ける」ゲームがそこそこの頻度で発生するため、結局運ゲーポケモンだった。素催眠に頼ることは本当にほとんどないのはこの並びの利点。 

・この並び全体を通して

 まず、ゲンガーより早いポケモンミミロップやスカーフポケモン)に絶望的に無力ゲッコウガやテテフがスカーフを持っていた場合、ギギアルで流せるため抵抗できるが、それ以外は無理。特に相手ランドロスがスカーフを持っていた場合、それだけでptが崩壊する。これがptの最大の解散理由。

 次に、ゲンガーの項にも記述したが、「結局運ゲーになる」こと。ゲンガーの火力が思ったより足りず、催眠ターン勝負になることがままあった。(ポリ2やカバルドン等の数値受け、削れていないガルーラやマンダギャラ等のメガ枠)。

 最後に、相手のめざ氷電気や最速めざ氷リザYで簡単に壊滅すること。先に重力を展開できないとそのまま普通に負ける。

 以上の理由から解散に至った。

 しかし、重力下ランドロスや、重力下ゲンガーが強いのは確かなことであり、それを実感することはできた。上記の欠点を補う別ポケモンまたは裏選出を模索したい。

 

 ちなみにレートは17中盤くらいで伸び悩んで解散でした。うーん。重力ギギアル、難しいですね... 

 と。いう感じで。以上。ざんくらでした。(/・ω・)/