・はじめに
ギギギアル。龍の舞の完全上位互換と言われる最強の積み技「ギアチェンジ」及びデメリット無し高火力専用技「ギアソーサー」によって非常に高い積み性能を有する、現環境対策必須ポケモンである。主観です。
△あまりの強さに誰にも使われない
本記事では、その対策について考察していく
対策1.タイプ受け
ギギギアルの数少ない弱点のうちの一つが、その技範囲である。基本的には範囲が鋼・電気・ノーマルに限定されるため、タイプ受けすることで、最強ポケモンであるところのギギギアルを止められる可能性がある。以下具体的なポケモンを列挙する。
ギギギアルの一般的なZ範囲である鋼・電気・無を全て半減で受けることができる優秀なタイプ。鉄のトゲによるスリップダメージも期待できる。
ただしナットレイ側からも大きな有効打がなく、格闘Z型やみがわり型の場合そのまま起点にされてしまう。特に身代わり型の場合、身代わりをジャイロボールで割ることができず、危険。ナットレイ単体ではギギギアルを対策できるとは言い切れないだろう。主観です。
同様にギギギアルのZ範囲である鋼・電気を半減で受けられ、無Zに関しても耐久に割くことで耐えることができる。また高火力一致抜群で攻撃できるため、前述のナットレイのように身代わり型にハメられることもない。
しかし、ギギギアル入り構築は基本的にステルスロック展開を取り入れることが多い。その場合、鋼Zや無Zはもちろんのこと、おんがえしでさえ落とされてしまうため、ステルスロックのケアが必須となる。リザードンでギギギアルを止める、というのは、とてもではないが難しいだろう。主観です。
デンキと優秀な複合タイプによってギギギアルを止める役割を担う。が、当然ノーマルZ型に粉砕される。他の多くの電気タイプに関してもノーマルZ型には手も足も出ず、また削られてしまうと恩返しでも突破されてしまうため、電気タイプでギギギアルを止めるのは難しい、と言えるかもしれない。主観です。
ギギギアル側からの最大打点は電気Zであり、それを余裕を持って耐える優秀な耐久が光る。一見ギギギアルを完全に止められるように思われるが、しかし、相手がみがわり型であったり充電電気Z型であった場合後出しから勝つのは難しく、またキングシールドでの誤魔化しもクリアボディで無効にされてしまう。ギルガルドでギギギアルを対策した気になるのは浅はかと言えるだろう。主観です。
準伝説の圧倒的な種族値と優秀なタイプにより、ギギギアルに対して強く出ることができる。一致弱点をつけるため悠長な行動を許さず、基本的にはギギギアルに勝てるように思われる。しかし、AD格闘Z型、充電デンキZ型に破壊されるため、油断は禁物である。やはり準伝説といえど、ギギギアルを止めるのは容易ではない。主観です。
ギルガルドと同様に、ギギギアル側からの最大打点は電気Zであり、それを余裕を持って耐える優秀な耐久によってギギギアルを止める。
互いに有効打がなくなりがちではあるが、アームハンマーを所持している場合、安定した打点として打つことができるため、後出しから殴り勝つことができる。地震については電磁浮遊で無効にされるため、安易に打つのは自殺行為だ。唯一、いやな音ハガネZや充電デンキZ型に対して不安定になるため、注意が必要である。ギギギアルを止めるには、やはり種族値700は必要、と言うことなのだろう...主観です。
そのほかタイプ受けとしてジバコイル、ドリュウズ、カミツルギが挙げられるが、内容的に他ポケモンと重複するため省略する。
対策2.数値受け
同様にギギギアルを止める手段として考えられるのは数値受けだ。 ギギギアルの数少ない弱点のうちの一つとして、その数値の低さが挙げられる。そこに着目し、強力な数値を用いてギギギアルを止めようと言う試みだ。
物理受けとして有名なカバルドン。鋼Zであろうとある程度余裕を持って耐えることができ、一致抜群技で負荷をかけたり、あくびで流したりすることができる。
しかし、地震は電磁浮遊で容易に無効化され、ギギギアルがマジックコート型や身代わりを持つハガネZや食べ残し持ちであった場合、あくびと地震の択を強いられ、択に負けた場合はそのまま追加で起点にされる。カバルドンだけではあまりにギギギアルメタとして不安定であると言わざるを得ないのが現実だ。主観です。
同じく優秀な物理受けであるポリゴン2。ギギギアルと同居しがちなメガボーマンダにも強く出ることができるため、構築単位で圧力を掛けられる点は優秀。ただし、こちら側からも大きな有効打が無く、ハガネZ型だと強引に突破されることが懸念される。当然、身代わり型である場合も厳しい展開が予想される。イカサマは必須と言えるだろう。
対策3.先制技
一致格闘先制技は、展開後のギギギアルを止める数少ない手段の一つである。大きくダメージを入れることができるため、削りを入れておけば処理することができる。
また、ミミッキュやゲッコウガの先制技でも多少の圧力をかけることができるため、対面で大きくギギギアルのHPを削ることさえできれば、その後のケアを先制技によって担うことが可能。
対策4.起点ポケモンを選出しない
いくらギギギアルが優秀だとしても、やはり積みポケモンである以上、起点が必要である。レヒレグロスヒトムやカバマンダガルドのような、全員がギギギアルに抵抗でき、誰しもが起点になり得ない選出をすることで、本来の性能を発揮させず、ギギギアルを止めることができる。
特に、容易にギギギアルの起点になるミミッキュ、カプ系統、テッカグヤやギャラドス、展開を助長するランドロスの選出はできる限り控えるべきである。
逆に、起点になりそうなポケモンでも起点回避は可能である。以下にそれを列挙する。
一見ギギギアルに弱いように見えるが、実は起点回避は容易である。いわゆるABミミッキュはギアソーサーの貫通を耐えることができるため、Z+シャドかげや鬼火を打つことで展開を阻止できる。挑発を所持するのも良い解決策になるだろう。鉢巻やスカーフ、またABミミだと断定された場合はギアチェンジせずに殴ってくるため、立ち回りには注意が必要である。
→カプ系統
基本的には起点になってしまう。コケコ、レヒレはそれぞれデンキ、ミズZで起点回避ができるため、安易にZを消費しないことが起点回避につながる。テテフについてはきあいだまが必要である。また、全員に共通する起点回避手段として、やはり挑発がある。
基本的に電磁浮遊のカモにされる。はたきもロクに入らない。威嚇もクリアボディで無効にされるため、ギギギアル側から見たら完全にカモ。なんならミミッキュとかより出てきて欲しい相手だったりする。
起点回避には馬鹿力が有効。ビルドアップで無理やり殴り合ってもいいかもしれない。ただし、ギアソーサーが急所の試行回数を稼げる技であることには注意。
デンキZ型の理想起点。ヤドリギのたねを入れ、デンキZを守るで透かし、スリップダメージで誤魔化すことで起点回避をすることができる。火炎放射や地震は基本的に耐えられるが、身代わりを警戒する場合は持っておきたい。
テッカグヤと同じく、デンキZ型の理想起点。やはり威嚇はギギギアルには効かない。先に龍舞して地震を打つか、挑発を持つ必要がある。龍舞後ギャラはギアチェンジ後ギアルをどうあがいても抜けないので、対面龍舞は自殺行為。
・おわりに
まぁつまり、「ギギギアル側はこんなポケモンがつらいよ」という逆説的な記事だったわけですが...。ギギギアル使用者は、上記のポケモンをよく意識してパーティを組むといいですよ、という、結果的にはそういう記事です。なんでこんな形になったのか自分でも良くわかりませんが。
そんな感じです。以上です。なんだこの記事。お疲れ様でしたヾ(๑╹◡╹)ノ"