・はじめに
キノガッサ。とりあえず適当にパーティ組んでると「やめて!無理!」ってなりがちなポケモン。そんなキノガッサに対する対策を、簡単にまとめておきます。備忘録的なアレ。
パーティ単位で無理のない対策を選びましょう。 以下各論。
・上から連続攻撃
上から襷を貫通して破壊する。対面において、相手の行動に依存せず確実に勝つことが出来るが、基本的にキノガッサに対して後投げができないため、サイクル系の構築に組み込むことは難しい。マッパで縛られないよう注意。
EX)メガガルーラ、ミサイルばりメガスピアー、つららマンムー、鉢巻ギギギアル
・胞子無効特性
キノコの胞子に対して後出しをすることができ、場合によっては一ターンの完全なアドバンテージを得ることが出来る。キノガッサというポケモンに対しては強く出るとこができる反面、ピンポイントメタになりがちなため、ポケモン自体の性能が損なわれやすい点には注意。
EX)メガヤミラミ、エーフィ、防塵ジャラランガ、防塵バルジーナ、不眠デリバード、草食マリルリ、ポイヒグライオン
・身代わり
対面においてキノコの胞子に合わせて打つことが出来れば、非常に大きなアドバンテージを得ることが出来る。しかし、相手の行動に依存しがちで、確実に安定するという訳ではない。岩石封じから入られる場合、またタネマシンガンでアドバンテージを帳消しにされる場合があるため、過信は禁物。「キノガッサの攻撃を耐える身代わり」を置くことで、プレイングに依存せず確実にアドバンテージを稼ぐことが出来る。
・草タイプ
胞子無効タイプにより、確実にキノガッサに対して強く出る。草タイプ自体の種族値が低めであること、また草というタイプ自体が決して優秀ではないという懸念点はあるが、キノガッサに対しては最も安定する処理方法といえる。ポケモンによっては剣舞キノガッサに押し切られる点に注意。
EX)ゴツメジャローダ、メガフシギバナ、モロバレル、カプ・ブルル
・猫だまし
安定して襷を削ることで、キノガッサを処理する方法。猫だましをするポケモンは数が少なく、読まれやすいため、相手の引きを読むプレイングが必要になることもある。汎用性が高いため、上記身代わりや連続攻撃技と違い腐りにくい利点がある。
・寝言
眠り前提で行動する。眠りターン次第で運に左右される場合があるが、その採用率の低さから、相手の想定を大きく崩した試合展開に持ち運べる。技スペースを一つ奪うため、そのポケモン単体としての性能はがた落ちする。しかし、ほとんどのポケモンが覚える仕様から、パーティに無理なく採用できる点は評価できる。
EX)こだわりアタッカー、ねむねご耐久ポケモン
・眠り回復、無効アイテム
防塵ゴーグル、ラムのみ。相手から想定されることはほとんどなく、不意を突くことは出来るが、限定的な状況でしか効果を発動せず、持たせたポケモンの性能が落ちがちである。どのようなポケモンでも、持ち物さえ持たせれば対策として成立し得る点は◎。持たせるのであれば「キノガッサ側から有効打がなく、胞子を打ちたくなるようなポケモン」に持たせるとよいかもしれない。
EX)防塵ゴーグルギルガルド、ラムカイリュー、ラムパルシェン
・フィールド
カプ・コケコ、カプ・レヒレの特性を利用し、キノコの胞子を無効化する方法。双方ともに汎用性が高く、パーティに組み込みやすい。ただし、レヒレはキノガッサに強いわけではないため、レヒレ+ガルドのような並びで対応したいところ。
余談だが、キノガッサメタとして筆者は「エレキフィールドZデンジュモク」なるポケモンを使用したことがあるが、対面から岩石マッパで殺された。技としてのフィールド採用は難しいかもしれない。
EX)カプ・コケコ、カプ・レヒレ
・岩石封じ、凍える風
相手が岩石封じから入ってくる展開に対して有効な襷破壊手段。相手のプレイングに依存しがちではあるが、こちら側が身代わりを警戒させられるポケモンであれば成功率は高い。
Ex)凍える風ゲンガー、岩石封じボーマンダ
・一匹捨てる。
最終手段。襷を削るために一匹生贄に捧げる。僕もたまにやる。やめましょう。
以上です。思いつき次第追加します。(/・ω・)/
2018/05/20 具体例 追加