鋼タイプ学科・ギギギアル学科専攻研究所

鋼タイプ学科・ギギギアル学専攻研究所

ギギギアルを考察するだけのぺーじ。ざんくらのざんくらによるざんくらのための壮大なメモ帳。 // @zahnradpoke。8世代最高最終2117/s1

【並び考察】メガボーマンダ×ギギギアル

 鋼タイプを扱う上での鉄板ともいえる並び、マンダ+鋼の並びについて考察。

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・強み

 相性補完に非常に優れる並びである。サイクルとしての並びを考えた時、メガボーマンダが止まりがちな鋼タイプ「テッカグヤ」、フェアリータイプ「カプ・テテフ」「ミミッキュ」、水タイプ「ギャラドス」「カプ・レヒレ」、岩タイプ「ウツロイド」「バンギラス」等に対して(型次第ではあるが)ギギギアルは強く、また逆にギギギアルが何もできない「炎・地面・格闘タイプ」に対してメガボーマンダは滅法強い

 積み展開としての並びを意識したときもその補完は優れる。威嚇によってギギギアルの強引な起点つくりを行うことができ、多少危険ではあるが、「マンダvsマンムーランドガブ等の地面タイプ対面」→「氷技・岩石封じに対してギギギアル投げして起点化」ということもできる。ボーマンダが良く受ける岩石封じでSが下がらないクリアボディの強みが出る。顕著な点としてメガボーマンダはスカーフテテフに負ける」という点も挙げられる。ムンフォでこだわったテテフはギギギアルの恰好の起点であるため、ある意味では最高の起点作りといえる。

 また、ギギギアルは選出画面で舐められがちなので、相手は積みポケモンとしてマンダばかり意識しがちで、ストッパーとしてミミッキュやカグヤ、ランドロス等が選出され易く、結果「初手ギアチェンジを積むだけでゲームが終わった」という展開もままある。

 最後に、鋼+マンダのサイクル並びで代表的な「マンダガルド」との最大の違いとして、「鋼の積みによりサイクル不利から強引に勝ち筋を取ることができる」こと、「対ミミッキュ性能の高さ」が挙げられる。マンダガルドを使ったことがないので正確なところはわからないが。

 

・この並びで勝てないポケモン・並び

1.「氷と地面、氷と格闘」などの「マンダを一撃で屠るギギギアルが勝てないポケモン」が非常に重い。マンムーゲッコウガフェローチェアーゴヨン等。ただしこれらは比較的耐久が薄い高速ポケモンが多いため、ギギギアルがギアチェンジ・メガボーマンダが龍の舞を積むことで突破することができることが多い。壁展開や、マンダの威嚇を利用した展開で無理やり積む方向に持ち込むのも一考。

2.「鋼タイプ」が重い。というか、メガメタグロスが重い。裏でしっかり受けられるようにするか、「最速地震マンダ+鋼or電気Zギギギアル」を並べることで確実に有利な状況で突破できるようにしたい

3.「メガボーマンダを意識した高速炎タイプ」が重い。めざ氷バシャーモ、めざ氷リザY等である。ギギギアル対面でマンダに引いた瞬間ゲームが終わる、なんてこともある。メガボーマンダの調整次第で何とかなることもあるが、できれば裏のポケモンで確実に処理できるようにしたい

4。「純粋な物理数値受け」が重い。ポリゴン2カバルドンクレセリア等。ギギギアルに毒を搭載する、メガボーマンダで身代わり羽休めをすることで、ある程度抵抗することは出来る。特にカバルドンについては、起点つくり型を突破することも一苦労なため、明確な処理ルートを用意しておいたほうが良い。裏の挑発持ちポケモンで対処するが楽。

5.雨展開が重い。ペリラグ、トノグドラ等。地面水をマンダで、氷龍をギアルで受けまわすことで雨ターン稼ぎができないことはないが、そもそも雨を降らせてくるニョロトノペリッパーが簡単に倒せない。裏に水タイプを用意して対処するのが吉か。

 

・並べるうえで推奨される型

 この二体は相性が非常に良いため、ある程度どのような型でも機能する。積み展開であればグロス意識の最速無技地震龍舞+1メガボーマンダ+カグヤ意識の電気Z3ウェポンギアル。サイクル意識であれば羽みが舞マンダ+スカーフボルチェンギアル。対面意識であれば岩石マンダ+鉢巻ギギギアル等。

 ただし上記の「重いポケモン」は意識したうえで、きちんと対処できるようにしたい。

 

 

 以上です。また思いつき次第加筆します。(2017/12/11 ざんくら)